Photo Shop 加工 ( 自主制作 )

個人でPhotoShopを使用して被写界深度や空気感などを再現したものとなります。

大半がゲームのスクリーンショットを使用しての加工で大変申し訳ないのですが、調整幅などはわかりやすくなってるかと思います。それぞれのシーンに合わせて被写界深度の強度や色味などを調整して雰囲気を出しています。

- 桜が舞う風景 -

加工時間 : 1時間〜2時間

- Before -

桜が舞っている風景のスクリーンショット

-After -

桜が舞っている風景のスクリーンショットを加工したもの

こちらは桜が舞う風景を加工したものになります。加工後のものと比べると加工前のものは色味がやや薄く、全体的に暗いかと思います。ですので、加工後は明るくより自然を感じられるように全体的に色味を強くしました。また、桜が主体ですので被写界深度は弱めに近場を中心に掛けてあります。そして、桜の葉から太陽光が拡散するような加工を用いて春のような暖かさを表現しています。それに伴い、太陽の強さを表す為に少し細かなレンズフレアを随所に追加しています。これらをするにあたって一番苦労したのはどうやったら光の強弱などを再現し、尚且つその表現を見ている側に伝えられるかの全体像を考えることでした。

- 雪が舞う拠点 -

加工時間 : 2時間〜3時間

- Before -

雪が静かに舞い落ちる拠点のスクリーンショット

- After -

加工後の雪の拠点

こちらは雪が舞い落ちる拠点のスクリーンショットを加工したものになります。加工前の画像はやはり色味が薄く、被写界深度も掛かっていないので遠近感に乏しくて全体的にのっぺりとしていますが、加工後は色温度を調整してより深みを増し、上記の桜と違って手前から奥にかけて遠近感が強くなっているのがわかるかと思います。今回の画像は少女を被写体としているので少女に焦点を当て、それに合わせた遠近感となっています。また、被写界深度加工をすると粒があまりにも小さい雪の結晶は消失してしまうので、それらを私が追加して雪をより際立たせるようにしました。雪の寂しさを残しつつ、少し幻想的な雰囲気も持ち合わせた加工になります。また、ニューラルフィルターや自動選択を使用しての被写界深度加工では一部の背景を認識していなかったので、深度マップを作成し、それを読み込ませています。

- ネオン街のような街の風景 -

加工時間 : 2時間〜3時間

- Before -

ネオン街のような街の風景

- After -

加工後のネオン街のような風景のスクリーンショット

こちらはネオン街のような街並みのスクリーンショットを加工したものになります。こちらも全体的に色味を上げましたが上の画像と違うのがネオンの光のようなオブジェクトを強く際立たせるためにそちらの色味をより濃く調整しました。全体的な部分はやや薄くしてノスタルジックさを出し、強調が強い色味の部分は濃度を少し上げてメリハリを出しています。また、少女の儚げな雰囲気を強くするために、背景の被写界深度を少し強めに掛けて少女により焦点があうようにしました。また、ネオン街のようなほわほわ感も出したかったので、それらを随所に散りばめて儚くも幻想的になるようにしています。こちらも自動選択やニューラルフィルターでは認識できない部分があったので自分で深度マップを作成し、それを読み込まて加工を施しています。

- 自然溢れる山中の風景 -

加工時間 : 1時間〜2時間

- Before -

山中の一部にある木道の風景

- After -

加工後の山中にある木道の風景の一部

こちらは自分で撮った風景の一部になります。4月半ばに撮ったので少し寂しげな春のような雰囲気ですが、夏の真っ最中のような雰囲気に加工してみました。全体的に色味と明るさを底上げして夏の青さを強調、日差しが強いので木漏れ日をより多く漏れ出すようにし、被写界深度による遠景ぼかしを手前から奥にいたるまでワクワク感を出せるようにリアルに再現しました。また、こちらは現実の写真ですので他の加工制作のような非現実のようなエフェクトは採用せずに、そのままの姿を出来るだけ保つようにしています。